謝礼交際

「謝礼交際と援助交際って何が違うのかな?」
JKのタコちゃんが素朴に聞いてきた。タコちゃんとはプチでたまに援交している。このくらいの女の子とは、軽い気持ちで楽しませてもらって、さっとお金を渡してそれっきりにするやり方が賢いのだけど、タコちゃんは話も面白くて、何よりも僕好みのネコ顔をしているので、リピートしている。
僕の中では、謝礼交際は、高級マダムが戯れに世の男とおセックスするもの、援助交際は、JKがおっさんのチンコいじってお小遣い稼ぎするもの、とイメージがある。寿司屋で言えば、謝礼交際は時価ネタ、援助交際は一皿百円のタコみたいなものだ。
「えー、アタシ、そんな安っぽい女なの?」
僕の説明にタコちゃんは不満げにイカみたいに口を尖らせた。
僕が、コンビニバイトの時給だって高校生は安いじゃん、などと我ながらわけのわからない説明をすると「なるほど、それもそうだね」とタコちゃんは納得したようにうなずいた。タコちゃん・・・キミ、きっと悪い大人に騙されるよ・・・
ちなみに、さすがに僕には、財政的にも心構え的にも謝礼交際はハードルが高すぎる。カウンターの寿司屋で会計に怯えながら時価ネタを注文するくらいならば、回転寿司でタコを腹いっぱい食べた方がいい。
そう思いながらタコちゃんを見ると、何か考え込んでしまったようだった。そして、突然、僕を見上げると言った。
愛人 契約
「おじさん、もしアタシが処女あげたら、謝礼交際してくれる?」
あんまりな質問に僕はひっくり返りそうになった。あまりにも飛躍し過ぎだ。
タコちゃんを抱くことに躊躇いはない。しかし、それが謝礼交際だと思うのは間違っている。
男が女性に援助するか謝礼するか、の違いは、実はとてつもなく大きい。言葉の持つ主体対象が異なるからだ。
あと10年、処女でいてくれたらね、と僕は冗談で返した。少なくとも、タコちゃんとはそう言う対象で付き合っているわけではない。
「そっかー、残念。好きな人もいないから、おじさんだったらあげてもいいかなーて思ったんだけどね」
そう言ってタコちゃんは笑った。タコちゃんは僕の横でこんな笑顔を見せてくれるだけでいい。謝礼交際にしてこれまでの関係が壊れてしまうのが嫌なんだ。
そんな話をしながら、僕たちは道中の回転寿司屋に入って、生タコをたくさん食べたのだった。
パトロン募集
愛人契約とは

クリ拷問

夫婦の間でクリ拷問なんて、まぁ、お遊びみたいなもんだよ。
最初はちょっとしたお色気罰ゲームみたいなノリだったの。
夕食か手抜きとか、洗濯さぼったとか、その程度。
だけど、なんかさ、そのクリ拷問、妻の方がハマっちゃったんだよね。
わざと家事を手抜きしてクリ拷問受けたがるみたいな感じになって。
自分から「今日は家事しないで一日携帯ゲームしてました」なんて自己申告するようになっちゃって。
そんなにクリ拷問されたかったんか?みたいなね。
いや、妻にしてみれば家事さぼって気持ちいいことしてもらえるって解釈になっちゃってたんだよ。
まぁ、夫婦仲がいい間はそれでお互いうまくいってたんだけどね。
夫婦仲が悪くなると、ただの嫌がらせになっちゃうだろ。
電マで自分のクリを刺激するオナニー中毒に
俺だって、好きな女にクリ拷問するのは楽しいけど、心底「なんだ、こいつ!」って思ってる時は触れられるのも嫌じゃん。
特に、うちの父親が病気で倒れてた時は、本当に「なんだ、こいつ」って思ったよ。
入院してるっていうから、連休に実家に帰って様子を見に行きたいって言ってるのに、「あなたの実家には行きたくない」とかそんな我がまま言い出して。
なんか俺の母親とソリが合わないとかで会いたくないんだと。
そういうことってさ、クリ拷問したから許されるってことじゃないだろ。
人としてどうかってレベルのことだろ。
それなのに、クリ拷問でチャラみたいに思ってる妻のことが信じられなくなってきて・・・。
クリ拷問なんてお遊び半分のことと、親の病気のこと、釣り合いが取れるわけないだろって話。
援デリ
割り切り